地球と人類の歴史を学ぼう

「世界遺産検定」って知っていますか?

世界遺産検定って何?という方の為に、公式HPより引用すると、「人類共通の財産・宝物である世界遺産を通して国際的な教養を身に付け、持続可能な社会の発展に寄与する人材の育成を目指した検定」ということで、世界遺産を通じて歴史や世界を学ぼうね、といった意味になるでしょうか。

では世界遺産とは何か?といえば、国際連合教育科学文化機関(通称ユネスコ)が、「素敵な自然や歴史ある文化遺産を戦争や過度な経済開発で壊すことしないようにね」(超意訳)ということを願い、1972年に世界遺産条約がスタートしたことから始まります。

そして、1978年に最初の世界遺産として(ダーウィンの進化論で有名な)ガラパゴス諸島やアメリカのイエローストーン国立公園を含む、12件が世界最初の世界遺産として登録されました。

さて、ここでクイズ。

1978年に12件でスタートした世界遺産ですが、今ではいくつの世界遺産があるかご存じですか?

50件?

100件

300件?

・・

・・・・

・・・・・・

正解は、2021年1月現在、世界遺産はなんとも1121件も登録されているんです!

「そんなにたくさんあるの?」と思った方が多いのではないでしょうか。

日本だけでも富士山・日光・姫路城・小笠原諸島など23件。

世界では、イタリア・中国が同率1位で55件もあります。

これだけあると犬も歩けば世界遺産にあたる状態、ということで、近年は登録件数を控えていこう、ということで1年に1か国2件まで申請可能でしたが、2020年より1年に1か国1件まで申請可能に変更されるようになりました。

さて、そのような世界遺産について、「世界遺産という制度はどのような経緯で生まれたのか?」「日本や世界にはどのような世界遺産があって、どのような環境・技術・景観が素晴らしいことで認定されたのか?」といった知識を測るのが世界遺産検定です。その世界遺産検定に、私もチャレンジしてみようと、2019年12月に3級を受験し、無事に合格することができました!

いわゆる暗記ものの検定ですので、学生時代の自分なら「地理や歴史なんてただ暗記するだけで何が面白いんだ!?」と大嫌い&苦手なジャンルでしたが、大人になるにつれ世界史・現代史・地政学などに興味関心を持ったことで、ぐっとやる気が増しましたね。

やはり非認知能力の一つ、「好奇心」は何よりもの原動力だなぁ、と感じました。

今はコロナにより大好きな旅行に行けないことは大変残念ですが、コロナが収束した際には、ぜひ世界遺産を巡る旅に出たいと思っています!

歴史や遺産、自然や旅が好きな方に、世界遺産検定はぜひおすすめです!

<関連リンク>

参考 世界遺産検定公式ホームページ