アクティブラーニング時代の思考

アクティブラーニング(主体的な学び)の時代、自ら問題に気付き、解決する力が重要になってきます。

その時、頭の中ではどのような思考が働いているのか、整理すると、以下のようになります。


感触・感覚・感動
(例)
すごいなぁ
きれいだなぁ
〇〇だね
△△だよ


試行錯誤・気づき・発見の喜び
(例)
なぜ?
どうして?
どうなるのかな?
見つけた!


予想・予測・比較・分類・確認
(例)
〇〇かもしれない
〇〇になりそう
〇〇は同じだけれど△△は違う


規則性・法則性・関連性等の発見と活用
(例)
〇〇だから△△になった
〇〇なのは△△だから
△△すると〇〇になりそう
次に〇〇するとどうなるかな

*平成28年教育課程部会幼児教育部会より引用

幼児も年齢や発達に応じて、このような思考が深まっていきますね。

幼児が今どこの部分が強くて、今どの部分が伸びそうかを意識して声がけをしてあげたいですね。

さて、翻って私たち大人はいかがでしょうか。

日常が同じルーティンになってしまい、「見付けた!」「〇〇かもしれない」「次に〇〇するとどうなるかな」といった思考は少なくなりがちですね。

ぜひ「気づき」「予測し」「次に〇〇するとどうなるかな」といった好奇心をもった日々を過ごしていきましょう。

 

余談ですが、「今でしょ!」で有名な林修さんは、「考えるとは、究極のところ、類比・対比・因果である」と仰っており、実に考えさせられました。

  • 類比・・・どこが同じか?どこが似ているか?
  • 対比・・・どこが違うのか?どこが反対なのか?
  • 因果・・・その結果が起きた原因は何なのか?

上記の教育課程部会幼児教育部会の資料とも繋がるところがありますね。