「他人の目が気になる」
- 暗いヤツだと思われているんじゃないか
- 仕事のできないヤツだと思われているんじゃないか
- めんどくさいヤツだと思われているんじゃないか
といった「他人の目が気になる」ことで臆病になってしまったり、自分に自信が無くなってしまうことが、ありませんか?
その結果、「自分は嫌われているんじゃないか」「裏ではみんなに笑われているんじゃないか」といった被害妄想は広がっていきがちですね。
今回は、この「他人の目が気になる」を克服し、「他人の目が気にならない生き方」ができる方法をお伝えします。
「他人の目が気になる」の本質とは
「他人の目が気になる」の本質は、ズバリ「自分の目が気になる」です。
もう少し噛み砕いて説明します。
「あなたって〇〇(暗いヤツ・仕事できないヤツ)だよね」といった言葉を直接耳にしたことってどれだけありますか?
ほとんどの方はそんなに多くは無いはずです。
*適切な助言以上にこのようなバカにしたり責めたりしてくるような方がいたら、それは人間関係を見直した方が良いですね
だとすれば、「こうだと思われているんじゃないか」というのは、ほとんど、「自分の推測」ということになります。
つまるところ、「他人の目」ではなく、「自分の推測」で自分自身を低く評価してしまっているのです。
「他人の目が気になる」というのは、実は自分自身が「自分のここが悪い」「自分のここが弱点だ」と思ってしまっている状態、というのが本質です。
「他人の目が気になる」を克服するには
しかし、他人の目が気になるのは、決して悪いことではありません。
前述の通り、「自分の弱点を、自分で認識できている」という状態だからです。
自分の弱点を認識できない人の方がよほど問題です。
でも、どうせなら、「他人の目が気になる」を克服したいですよね。
「他人の目が気になる」を克服する方法は、
・弱点が気にならなくなるくらい、他のことを伸ばす
・弱点を克服できるようにがんばる
の2通りになります。
1番目の「弱点が気にならなくなるくらい、他のことを伸ばす」。
いわゆる長所伸展法ですね。「このことなら誰にも負けない」と思えるくらいのことがあれば、多少の弱点(他人の目)は気にならなくなります。
ただ、こちらは誰にでもできるものではないですし、これからがんばるにしても時間がかかります。
そこで、2番目の「弱点を克服できるようにがんばる」をやってみましょう。
「暗いヤツだと思われているんじゃないか」と思ってしまってるなら、がんばって笑顔で大きな声であいさつしてみる。いつもニコニコするように努める。
「仕事のできないヤツだと思われているんじゃないか」と思ってしまっているなら、がむしゃらに人の2倍の速さで動いてみる、締切に余裕をもって仕上げる。
といったことをやっていきましょう。
自分で自分を認めてあげるテクニック
そして、いつもよりも少しでも大きな声であいさつできたり、いつもよりも1.2倍の速さで動けた時には、自分で自分をほめてあげましょう。
自分で自分を認める時間、というのは自分で考えている以上に重要な時間です。
昨日よりも今日、自分を奮い立たせてがんばれたのですから、認めてあげましょう。
この時、いつもよりも笑顔で大きな声であいさつできたなら、鏡の自分の口に向かって「大きな声で言えたね!」「素敵な笑顔だったよ!」と認めてあげると、自己肯定感がグっとアップします。
手や足が機敏に動いてくれたなら「今日の手くん、良い仕事だったよ!」「今日の足くん、速かったわ~」と認めてあげると、自己肯定感がぐぐぐっとアップします。
自分で自分を客観的にほめてあげることが、成功体験の積み上げと、自己肯定感アップのコツです。
まとめ
「他人の目が気になる」のは、自分が作った物差しで自分を低く評価してしまっている状態です。
弱点に目が向いているのは悪いことではありません。
その弱点を少しでも克服したい!改善したい!と思う心があるはずです。
その思いを行動に変えて、自分を認めてあげる時間をしっかりととってあげましょう。
他人の目が気にならない素敵な自分に成長することを願っています!