あなたの1票が無駄ではない理由

いよいよ2022年7月10日、参議院選挙が行われます。

 

衆議院選挙に比べると、参議院選挙はやや注目度は落ちますが、今回の参議院選挙は、これからの日本が大きく変わる分水嶺になる可能性があります。

 

事前の情報では、期日前投票は前回の参議院選挙よりも投票数が多いようで、前回よりも注目度は上がっていると言えます。

 

そのような中でも、残念ながら「どうせ私の1票なんて意味が無い」と投票に行かない人が少なくないことも事実です(過去の私がそうでしたから)。

 

しかし、あなたの1票は無駄ではありません。大きな価値があるのです。その理由を2つ紹介します。

 

投票数は当落が決まるだけではないから

 

選挙結果を見ていると、「誰が当選して、誰が落選したか」が注目されます。

 

もちろん、それが最重要事項であることは確かです。

 

しかし、当落以外にも、投票数は様々な場面で影響します。

 

同じ当選でも、2位と倍以上の差をつけての当選なのか、ギリギリの接戦での当選なのかによって、党内での発言力や得られる役職が変わります。

 

同じ落選でも、僅差の落選なのか、大敗での落選なのかによって、次回の選挙の出馬を含めた今後の活動方針が変わります。

 

あなたの1票で、当落までは変わらないかもしれないけど、「支持してくれている人」が1人増えるかどうかは、議員にとって政治家人生が左右される要因なのです。

 

世代別・性別の投票率が上がるから

 

あなたがどの候補者・政党に投票したかは分かりませんが、どの年代の・どの性別の人が投票したかは、集計されます。

 

それは、今後の政治政策に大きく影響します。

 

よく言われるのは「日本は高齢者の投票率が高いから、高齢者向けの政策ばかりだ」というものですね。

 

世代間の争いを生むのは望ましいとは思いませんが、現在のシステムがそのようになっていることは事実です。

 

自分の世代に注目して欲しい、と思うなら、あなたの1票が、あなたの世代の政策を充実させるきっかけになることは間違いありません。

 

期日前投票は始まっている。投票行こうぜ!

 

冒頭にも書きましたが、期日前投票もすでに始まっています。

 

イオンなどのショッピングモールでも行われていますので、買い物ついででも良いでしょう。

 

「誰でも」「公平に」「自由に」1票を投票できる国は、そう多くないのです。

 

その貴重な1票を無駄にしないようにしましょう。