筋トレのゲーミフィケーション

筋トレのゲーミフィケーションとは?

筋トレを始めて約4年。すっかり習慣、すっかり日常になりました。

 

当初は「大変だなぁ」と思ったり、「今日は寒いし面倒くさいなぁ」と思うことも少なくありませんでしたが、今では「楽しくて仕方がない」という状態です。

 

最近は、大変なことや面倒くさいことも、「ゲーム的要素」を取り入れることで、楽しく取り組むことを「ゲーミフィケーション」と言ったりします。

 

テレビゲームやスマホゲームなどでも、「キャラクターの外見の変化」「キャラクターの強さの向上」「時間による制限」といったゲーム要素で、多くの人がハマってしまいますが、筋トレにもかなり通じる部分があります。

 

筋トレのゲーミフィケーションを自分なりに解剖・解説してみます。

筋トレのゲーミフィケーション3要素

1-数字の変化

まずは、数字の変化が、とても分かりやすいですね。

 

増量期には、ベンチプレスやスクワットで、前回の重量よりも少しでも重い重さを持ち上げられるようになったら「過去の自分を超えた!」と成長を実感します。

 

減量期には、食事をコントロールして、意図した通りに体重が減少していくのは某マンガの主人公のように「計画通り!」と言いたくなります。

 

昨日よりも今日、今日よりも明日、数字として変化が見えるのがモチベーション向上に強くつながりますね。

 

2-外見の変化

増量期は、腕が太くなり、胸板が厚くなります。

 

減量期は、腹筋の割れがしっかりと見えるようになります。

 

こちらは、1日や1週間というスパンではなかなか変化を感じにくいですが、3か月程度のスパンで見ると、目に見える変化となり、6か月も過ぎれば、他人から「最近、身体変わったね」と言われます。

 

化粧やファッションで外見の変化を楽しむように、身体を変化が成長の可視化となり楽しさの一因となっています。

 

 

3-やりたいだけやれる訳ではない

実は、筋トレは毎日行うことはできません。毎日の激しい筋トレは関節などのケガの原因になることと、筋肥大には回復の時間も重要だからです。

 

もちろん、トレーニングの間隔が空きすぎても、筋肉の分解は進んでしまいます。

 

その為、筋肉の成長には、適切な間隔でトレーニングすることが重要です(目安は中4日程度)。

 

 

また、長時間行うこともできません。コルチゾールというストレスホルモンが分泌され、筋肉の発達が抑制されてしまうからです。1回のトレーニングは1時間以内が目安と言われています。

 

このように、トレーニング間隔も、トレーニング時間も、制限されているからこそ、1回のトレーニングが重要になりますし、1回のトレーニングが楽しみになります。

 

「やりたいだけやれる訳ではない」というのは制約となりますが、それが逆に「次のトレーニングが楽しみ」「1回のトレーニングを楽しむ」という意欲を高めてくれます。

 

ゲーミフィケーションを活用しよう

今回は筋トレのゲーミフィケーションを紹介しました。

あなたの筋トレ習慣の見方を変える一助になりましたら幸いです。