選挙行こうぜ!(7か月ぶり2度目)

いよいよ今週末、2021年10月31日に4年ぶりの衆議院議員総選挙の投開票が行われます。

2017年の衆議院選挙では、投票率49.89%と戦後初の5割を下回りました。

今回の選挙は、10月24日20時現在において、千葉県民においての期日前投票は、前回のおよそ18万人より7万人多い252,649人が行っており、世間の関心がかなり高いことが分かります(有権者の4.79%)。

私も今週末に期日前投票に行く予定です。

国家はエンターテインメントにどこまで関与すべきなのか

今回の選挙とは直接関係はありませんが、衆院選に関する話だけでもつまらないので、少しだけ政治にも関係する興味深い対比的なニュースを2つ紹介します。

中国におけるエンターテインメント規制

中国におけるエンターテインメントに関する規制がこのところ強まっています。

目立ったところでは、ゲームに関する規制です。

2021年8月3日、中国の国営メディアである新華社傘下の経済参考報が、「ゲームは精神アヘン・電子薬物」と報じました。

そして、中国政府は、8月30日、未成年のオンラインゲーム依存症を予防するための規制として、18歳未満のユーザーは、「週末金曜・土曜・日曜・祝日の午後8時から9時のみプレイ可能」とする規制を発表しました。

そして、9月下旬には、ゲーム開発において

  • 価値観(退廃的・アウトローな世界観・日本的な二次元文化)
  • 反社会的・反人間的(女性的に見える男性・男性の同性愛・主観的に見て性別の判断に混乱をきたすこと)
  • 歴史観(第2次世界大戦における日本やドイツなど、悪の勢力を美化すること)

などが規制の対象であることが明記されました。

これらのゲームに関する規制から、中国政府は

・幼少期から接触しやすいゲームにおいて、

・国家(中国共産党)の考える善の価値観以外は触れさせない

という強い意思を感じます。

 

文化や性差(LGBT)などの多様性を認めようとする西欧諸国とは真逆となる規制内容です。

 

ヒカキンを抜き日本No1となったYouTuberじゅんや

つい先日まで私も全く知りませんでしたが、2021年10月にYouTube登録者数1000万人を突破し、チャンネル登録者数日本No1になったのがYouTuberじゅんや氏です。

 

YouTuberとして日本で最も知名度があると思われるヒカキン氏が10年かかって到達した登録者数1000万人を、わずか1年で達成し、急速に知名度が上がっています。

では、そのじゅんや氏の動画はどんなものなのかと見て見ると、鼻からジュースを吸って吹き出したり、顔に歯磨き粉を塗りたくって笑い転げるなど、一芸としてバカバカしい面白さはありますが、知性・内容・教養があるものとは到底言えません。

https://youtu.be/RXEGR-DVkco

 

じゅんや氏をDisるつもりは毛頭なく、むしろ

・くだらないけどつい笑ってしまうようなアイデアを出し続けている

・1日に10本以上の動画を1年以上にわたって継続的に投稿し続けている

・言語に関係なく世界中の誰もが楽しめるような内容に振り切っている(結果、日本人だけでなく世界中の人に見られるチャンネルになったことが、ヒカキン氏を抜くことのできた最大の理由でしょう)

という点で、じゅんや氏のビジネス戦略・アイデア力・継続力は、極めて高度で、容易にできることではありません。

 

しかしながら、日本人の多くがこのような動画で時間を大量浪費しているとしたら、日本の未来に一抹の不安を覚えるのは確かです。

サムネイルを見るだけで私はお腹いっぱいです

あなたはどう考えますか?

さて、中国と日本のエンターテインメントについて、少しですが最近のトピックをお伝えしました。

あなたは、国家がエンターテインメントについてどこまで関わるのが望ましいと思いますか?

中国の規制を「強国を作るために多少の規制は必要だ」と思うか。

じゅんや氏の動画を見て「こういうくだらない動画があることが自由の証」と思うか。

ぜひ考える機会にしてください。

また時間があったらぜひディスカッションしてみましょう。

 

実は、中国は教育に関してもかなり政治的な規制を進めています。

これについてはまた別記事にて紹介したいと思います。

 

選挙行こうぜ!

話がだいぶ逸れましたが、今週末10月31日は4年ぶりの衆議院議員総選挙です。

おすすめは期日前投票ですね。

イオンなどのショッピングモールで買い物や外食のついでに行えます。

期日前投票のできるショッピングモールなどでは、選挙日当日は投票できないので注意しましょう。

ですから、10月30日(土)に期日前投票に行くのがおすすめです。

八千代市ならここ

 

誰に投票すればいいの?

選挙に行った方が良いのは分かったけど、「選挙は良く分からない」「誰を選んで良いのか分からない」という方に向けて一つ判断の助言をするならば

「政府のコロナ対応は良かった」「今の日本に満足している」「日本の未来は今の方向性で明るい。変わってもらっては困る」と思うなら自民党か公明党に投票。

「政府のコロナ対応は悪かった」「今の日本に不満がある」「日本の未来はこのままでは明るくない。変わらなければならない」と思うならそれ以外(立憲民主党・国民民主党・日本共産党・日本維新の会等)に投票。

というのが目安になります。

 

まとめ

なぜ私が政治の話を度々あげるのかと言えば、私たちの投票が、これからの日本を作るからです。

ですから、より良い日本になることを願って、「政治に関心をもって、選挙に行こう」とこれからも訴え続けていきます。

 

私たちの生活や日本の未来を決めるのは私たちの投票です。

みんな選挙行こうぜ!