【完全版】2か月で8kg痩せたローファットダイエット法

ダイエットの達人は誰かご存じでしょうか?

答えはボディービルダーです。

日本一のマッチョな園長(イメージ)

ボディービルダーは、肉や卵を食べまくっているイメージがありますが、筋肉をつける為食べまくる増量期間と、脂肪を落とす為の減量期間があります。

そして、ボディービルダーが行う減量のすごいところは、無条件に体重を落とすのではなく、できるだけ筋肉を残しながら体重を落とす。つまり脂肪だけを落とすダイエットを行っているところです。ゆえにボディービルダーはダイエットのプロと言えます。

 

ダイエットの基本は皆さんご存じの通り、摂取カロリーより消費カロリーを多くすることですが、やみくもに摂取カロリーを落とす(食事を減らす)と、筋肉も落ちてしまうのが困ってしまうところです。

「私はボディービルダーじゃないから、筋肉が落ちても関係ない」との声が聞こえそうですが、筋肉は誰にとってもなんぼあっても困らないものです(断定)。

今回はボディービルダー達が行っている効率的で筋肉の落ちにくいダイエット法をお伝えします。

 

結論:タンパク質は摂る・脂質は摂らない・炭水化物は摂る

早速結論ですが、効率的で筋肉の落ちにくいダイエットは、脂質を極力摂らないローファットダイエットです。

「ただのカロリー制限と何が違うの?」と思いますよね。

その答えは、「タンパク質と炭水化物はしっかりと摂る」ことです。

 

食事の3大栄養素は、タンパク質・脂質・炭水化物です。

私たちの身体は、この3つの栄養素からしかエネルギーを摂ることができません。

 

この3大栄養素を、タンパク質30%:脂質10%:炭水化物60%の割合で摂取します。

 

ダイエットだからといって、

・野菜しか食べない

・バナナしか食べない

・〇〇しか食べない

というのは、筋肉も落ちてしまうし、非効率だし、何より不健康です。

 

ローファットダイエット:実践編

総摂取カロリーを決める

まず、1日の総摂取カロリーを決めましょう。

年齢・性別・体重・生活の運動量によって大きく異なりますが、

ひとつの目安として、1日のエネルギー消費量を男性2500kcal・女性2000kcalとしましょう。

そして、エネルギー消費量の8割をエネルギー摂取量とします。

つまり男性なら2000kcal、女性なら1600kcalですね。

ダイエットでは、まずは総摂取カロリーがエネルギー消費量を下回っていることが大前提です。

その上で、3大栄養素のバランスを考えていきます。

摂取量<消費量が大前提(画像は厚生労働省より)

 

3大栄養素のバランスを考える

総摂取カロリーが1600kcalを例にすると、

タンパク質30%:脂質10%:炭水化物60%に当てはめると、

タンパク質30%→480kcal

脂質10%→→160kcal

炭水化物60%→960kcal

が求められました。

 

これを、各要素の重さで表すと、

タンパク質1g=4kcal、脂質1g=9kcal、炭水化物1g=4kcal

タンパク質480kcal→120g

脂質160kcal→17g

炭水化物960kcal→240g

これが3大栄養素の1日の摂取量となります。

 

具体的な食材を探す

では、具体的な食材を選んでいきましょう。

最近は

<食材名> + 栄養素

で検索すれば、すぐに分かるようになりましたので、便利で簡単ですね。

色々な食材の3大栄養素のバランスを調べてみましょう。

100gあたりのタンパク質・脂質・炭水化物のグラム数が表示されますね。

 

具体的な1食を紹介

実際に色々な食材の栄養素を調べてみると、多くの食材が「脂質多いな~」と思い、「1日脂質17gに抑えるって無理じゃない?」と感じる事でしょう。

そこで「脂質の少ない食材って何なのよ!」という疑問の答えを下に記します。

ローファットダイエットの食材は、おおむね以下の結論にいきつきます(笑)

 

タンパク質として

  • 鳥むね肉(皮なし)
  • 鳥もも肉(皮なし)
  • 鳥ささみ
  • マグロ刺身
  • ノンオイルシーチキン缶
  • 卵(卵白のみ)
  • ブロッコリー

 

炭水化物として

  • 白米
  • そば
  • オートミール
  • パスタ

この辺りを選んでおけば、大きなハズレはないでしょう。

 

そこから導かれた

総摂取カロリーが1600kcal

タンパク質480kcal→120g

脂質160kcal→17g

炭水化物960kcal→240g

の1食分(=3分の1)のベストな食事の例は以下になります。

 

↑は一例です。

ぜひ、色々な組み合わせで、タンパク質30%:脂質10%:炭水化物60%かつ1600kcalのメニューを探してみてください。

栄養シミュレーションのおすすめサイト↓

参考 栄養計算ヘルシーネットワーク

 

 

なお、ここまで読んで、「そんな細かい計算はめんどくさい!」という方は、先ほどの食材から選んで、腹8分目程度に抑えて食べれば、ズボラローファットダイエットとして90点はとれます(笑)

まとめ:ローファットダイエットは健康的で効率の良いダイエット

以上、ローファットダイエットの考え方と食材を紹介しました。

ローファットダイエットは、筋肉を落とさず健康的で効率的なダイエット法です。

 

なぜ健康的かと言うと、ローファットな食事が習慣になると、あっさりした食事が多くなり、しかも、お菓子は食べれません。

最初の数週間は、「お菓子を食べれないのがツライ」「カラっとした唐揚げが食べたい!」といった気持ちも出ますが、一定期間(1か月程度)経つと、クリーンな食事の方が身体が欲してくるようになりますので、より健康志向が高まりますよ。

ローファットダイエット、ぜひ一度試してみてください!