赤ちゃんの寝かしつけ。
大変ですよね。
私は娘の寝かしつけは大変苦手でした。
妻が寝かしつけると、寝る。
私が寝かしつけても、寝ない。
何が違うんだろう?男だから?女だから?なんか別のコツがあるの?
今回は、「赤ちゃんの寝かしつけ」について、科学的に調査して分かった「赤ちゃん寝かしつけのコツ」を紹介します。
今回の引用・参考元はこちら
赤ちゃん寝かしつけ “背中スイッチ”覆る 科学で導き出すコツ<NHK>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221108/k10013884101000.html
目次
1.同じペースで5分間「抱っこ歩き」
哺乳類は「運ばれている」と感じる時は、「外敵から逃げている=静かにしないと敵に見つかってしまう」という本能があると見られています。
その性質を利用し、抱っこしながら5分程度同じペースで歩く(移動する)と静かになり寝付きやすくなります。
抱っこ歩きのポイントは以下の通り。
・無になって歩く(用事があるような気持ちで止まらずに淡々と)
・視線を感じると赤ちゃんも気になるので、あえて見ない
・おなか、胸、頭を身体にぴったりとくっつける
・10分たっても泣き止まない時は別の原因を考える
2.眠ったと思っても、さらに座るなどをして、5~8分程度は抱っこを続ける
抱っこ歩きを続けて「眠った」と思っても、すぐにベッドに寝かせたい気持ちをおさえましょう。
歩くのは止めてイスやベッドに座っても良いので、抱っこのまま8分待つことで、赤ちゃんはより深い眠りに入り、ベッドに寝かした時に起きてしまうことを防ぐことができます。
3.ベッドに寝かせるときは、おなかを密着しながら自分の身体ごと下ろす
赤ちゃんをベッドに寝かせる瞬間に赤ちゃんが起きてしまうことを「背中スイッチ」と言われることがありますが、これが誤りであることが分かりました。
赤ちゃんが起きてしまうのは、「ベッドが背中に着くとき」ではなく、「体が親から離れた時」だったのです。
つまり、「背中スイッチ」というよりは「分離センサー」と言う方が近いと言えます。
そこで、この「分離センサー」を働かせにくくする方法として、赤ちゃんをベッドに下ろす際には、手でベッドに下ろすのではなく、身体を密着させたまま腰を折って自分の身体ごとベッドに触れるように下ろすと、起きてしまう確率を大幅に低くすることができます。
まとめ:科学的に正しい育児情報が共有される時代
今回の情報は、ベテラン保育士なら体感的に「そんなの当たり前にやってたよ」という方も多いかもしれません。
しかし、このように「科学的に調査」されて「言語化」されることで、助かる新米保育士・パパ・ママがいるのも事実でしょう。
冒頭の通り、私も娘の寝かしつけが苦手なパパの一人でした。
機会があれば、このコツを使って本当に赤ちゃんが寝るか、実験・リベンジしたいですね。
そして、これからもこのような育児の研究が続いて欲しいですね。